コラム

広告業界人はビジネス交流会の花形になれる!?


広告業界で働いていれば、他の業界の人と知り合うのは日常茶飯事です。広告や宣伝で自社製品やサービスをアピールしたいクライアントと、テレビやネット、雑誌や新聞といったメディア媒体を結び付けるのが広告業ですから、社外の人と接触する機会の多い仕事と言えるでしょう。

そんな広告業界の人間にとって、人脈はとても大切です。イベントのポスターをひとつ作るとして、撮影は誰に頼むのか、撮影スタジオはどこにするのか、デザインは誰に頼んで印刷はどこに持ち込むのか。ひとつひとつが、すべて別の業界の人と連携して進める仕事になります。こうした業務を専門に行う部署がある大手広告代理店もありますが、子会社化しているか下請け企業として独立しているケースが多く、やはり社外の人とのコミュニケーションが欠かせません。

交流会は人脈を広げる場として有効的

近年急速に注目されているビジネス交流会は、広告業界の人間が人脈を広げる場として非常に有効です。異業種交流会といった呼び方もされていて、認知度はかなり広がっているでしょう。名前の通り、業界や会社が異なるビジネスパーソンが集まり、人脈作りを目的にする交流会イベントです。

異業種交流会自体は20年以上前から都心部を中心に行われていて、当時はビジネスの話をするというより純粋な交流目的の会が主流でした。現在はよりビジネスに特化したスタイルに進化していて、仕事の新規開拓や独立の経験者に話を聞くといった、具体性の高い目的を持った参加者が集まるようになっています。

周知のように、インターネットビジネスが大きな社会変革をもたらしている中で、広告業界はその波に大きく影響されています。ネット広告の登場と変化が爆発的に拡大していて、これまでの業界ルールを越えた対応が求められるようになりました。デザイナーやライター、写真家といった人々だけでなく、ウェブ制作のシステムエンジニアやネットマーケティングの専門家などと一緒に仕事をしていく場面が増えて来ているのです。

そうした事情から、新しい人脈を築く必要性が高まり、ビジネス交流会が改めて活況を呈するようになりました。元々人脈を必要とする広告業界にとって、歓迎すべき状況といっていいでしょう。すでに営業職を中心に、多くの代理店社員がこうした交流会を活用してこれまでに無かった広告メディアの開拓に挑戦しています。

かつての交流会は主催者側の趣旨がやや曖昧で、同じ業界の人ばかりが集まったり、毎回似た顔ぶればかりになることがよくありました。現在はビジネス目的がはっきりしている会が多く、広告業界の人間にとって利用しやすい環境が出来ています。

例えばネット関係の経営者が多く集まる交流会に参加したければ、最初からそうした趣旨で開かれている会を探します。そして実際に参加した際には、「自分はこういう業界の人間で、コレコレの仕事を開拓したくて参加しました」と明確にアピールできる時間が設けられています。経営者の中には広告業界のコネを求めて参加している人がいるので、互いの需要と供給がスムーズにマッチング出来る仕組みです。

交流会は聞き上手になることが大事

ビジネスを目的に交流する趣旨がはっきりしている会ほど、各方面で活躍している実務経験者や権限を持った経営参画者が集まります。そうした人々にとって広告業界とのコネクションは優先順位が高く、具体的な仕事に発展する可能性も強くなるので、代理店社員なら積極的に参加してみるべきでしょう。幅広い人脈が求められる広告業界だからこそ、実際に参加した時は焦らず人脈を作る事が大切です。最初から仕事モード全開ですと、相手の要望や個性を引き出せずに終わってしまいます。

代理店の本業は人と人をつなぐ事であり、まずは聞き役に徹して相手を知ることから始めていくのが得策です。自分の仕事獲得の前に、交流会で知り合った人同士や元々の人脈を紹介していきましょう。ほとんどの交流会参加者は、広告人より人脈の少ない人たちです。普段の人脈が、交流会ではそのまま武器になります。

紹介し合った人たちが仕事に結びつき成果を出したら、「代理店のあの人に頼めばまた次の仕事が作れる」とプラスの印象を与えることが出来ます。次にその人たちから来る連絡は、仕事の依頼かも知れません。広告人の強みを発揮し、ウィンウィンの関係を生み出す事を意識しておくと、いずれは自分の元に還元されるビジネスの好循環が生まれるのです。

また、人脈作りを楽しむ気持ちも大事になります。参加者が普段している仕事の多くは、何十枚もの名刺を活用できないのが普通です。しかし広告代理店なら、あらゆる業界の人と一緒に仕事をする機会があり得ます。相手もそれを知っているので、広告人は交流会の花形になれるのです。

自分の仕事をひけらかすのを控え、相手が交流会に参加した目的に耳を傾けます。それだけで、広告人にとって必要不可欠な社会へのアンテナが磨かれますし、新規のアイデアにつながります。相手が受ける印象も良くなり、「また会いたい人」と思ってもらえれば、いずれ仕事の話が生まれ、人脈は本物になっていくでしょう。

見てきたように、広告業界の人間はビジネス交流会に向いているといって間違いありません。次の広告新時代を開拓していくために、交流会を有効に活用していきたいものです。


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CATEGORY:コラム

DATE:2018-02-26

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