イベントレポート

ユーザーに愛される動画広告を。 コンテンツマーケットプレイス「VISM」<BUDDYZ LIVE!! 2017 WINTER レポート>

オムニバス山本氏

BUDDYZ LIVE!! 2017 WINTERレポート、3回目は株式会社オムニバス代表取締役CEO山本章悟氏によるトークショー。アドテクを強みとする同社が提供するプラットフォーム「VISM」についての紹介がありました。

<SPEAKER>
株式会社オムニバス
代表取締役CEO
山本章悟氏

動画コンテンツの「築地市場」を目指す!

我々は、動画コンテンツを使ったマーケティングは今後さらに注目を集めるだろうと考えています。昨今はテレビを見ない層が増えていると言われていますが、そんな彼らにどうやってメッセージを伝えるかを考えると、やはり動画サービスというものが有効だと思っています。

とはいえ、ただ動画を作って流すだけでなく、しっかりコンテンツとして作り込み、ブランドの世界観をきちんと伝えていくことが一層求められるでしょう。それをユーザーに煩わしさを感じさせることなく、自然に伝えていくことが重要になるのです。

それを「VISM」を使ってやっていこうと考えています。

「VISM」とは、動画を流通させるためのコンテンツマーケットプレイス(CMP)です。ものすごく簡単に言うと、動画コンテンツを対象にした「築地市場」みたいなものを目指しています。ユーザーが見たいと思う動画コンテンツを、ネイティブな環境で接触メディアに合わせた切り口で配信していくことで、広告主とパブリッシャー間でのコンテンツ流通を加速させ、双方に大きなビジネスメリットをもたらすことを目指しています。

 

アドテクのノウハウを武器に
6億5000万ストリームの動画を手掛ける

オムニバス山本氏

弊社はアドテクで創業し、DMPやDSP、RTBといった分野に強みを持っています。アドテクが動画を内包するようになるにつれ、業界でもいち早く動画広告に事業展開しています。

たとえば動画DSPを使って6億5000万ストリームを超える動画を手掛けたりしています。ナショナルクライアント様との事例も多いです。たとえばポルシェ様と一緒に試乗予約キャンペーンを動画で展開したり、ソニー銀行様とは動画による態度変容をパネル調査を使って可視化するといった取り組みも行いました。

そうした事例を通じ、見えてきた課題があります。その課題を解決するためのプラットフォームとして、「VISM」が誕生したのです。

 

「VISM」が解決する3つの課題とは?

課題は3つあります。

(1)最適な動画クリエイティブって何だろう?
CM素材をそのまま動画に使うべきなのか、それとも新しく作るべきなのか、そうした疑問を感じているクライアントが多いことがわかりました。

(2)動画広告はユーザーに嫌がられていないか?
実は私の妻が自宅で動画を見ているときに、動画広告が流れることに対して「うざい!」と言っていたんです。しかもそれ、弊社が出していたものでした(苦笑)。効果的にリーチもとれて、マーケティングの手法としては有効ですが、一方で煩わしさはないのか疑問に思うところがあります。

(3)日本においては、広告の出稿先がYouTubeかFacebookくらいしか、まとまったクリーンな場所がない?
たとえばこの2つに滞在しないユーザーを取りにいく場合や、もっとプレミアムな媒体に接触していて、もう少し違う角度でユーザーにアプローチがしたいというニーズがあったときに、どう対応すべきだろうかということです。

これらの課題に対して解決策を提示できるのが、「VISM」だと考えています。

 

コンテンツへのフォーカスで、
動画広告ではありえない驚愕の数値を叩き出す!

「VISM」で実際に作られるものは、記事ページです。見ていただくとわかりますが、その中に動画が埋め込まれているわけです。

特徴の一つが、ユーザーがこのページに来て動画を見たうえに、シェアをしてくれるケースが非常に多いということです。動画広告って、あまりシェアしませんよね? でも、VISMのアプローチでは、しっかり動画を見てもらって、シェアまで獲得できているのです。

動画は我々のプラットフォームから配信しているため、数値がリアルタイムで見られるようになっているのですが、通常10%超えればいいと言われるビューレートが40%とか60%といった数値を出しています。また、最後まで見てくれた方を示すコンプリーションレートについては、70%といった驚愕の数字が出ています。普通に動画広告をやっていると、ありえない数字が出ているんです。

その種明かしをすると、我々がフォーカスしているのはコンテンツなんです。一方的につくったものをただ配信するのではなく、ユーザーに喜んでもらえるとか、面白い、感動したと思ってもらえるようなコンテンツをいかにつくるかに注力しているのです。

また、ページ誘導も強制的なバナー配信などは行っていません。媒体さんの枠からのクリックを誘導するため、その時点で動画コンテンツを見たい人しか来ていないんです。

もう一つポイントを挙げるとすれば、メディアさん側に全て、記事の内容はお任せしているんです。その会社のことや、ユーザーさんのことをよく知っているライターが、ユーザーの気持ちを理解したうえでアプローチできる記事作成を行っているわけです。

 

広告主、媒体社、ユーザーに対して
「三方よし」を実現

オムニバス山本氏

現在、「VISM」には90社を超える媒体さんに参画してもらっています。男性・女性・若者・中高年など、どういう層に向けて出したいのかをメディアによって選択していくことができるようになっています。

あとは、他のアドテクノロジーとのつなぎ込みが瞬時にできるようにもなっています。外部のツールとの提携も進めており、数値の測定も可能にしています。このような、まさにコンテンツを軸としたマーケットプレイスを、このUIを提供することで作り上げているのです。今後は、広告主、媒体社、ユーザーに対して、「三方よし」を実現していきたいと考えています。

業界、そして世間の流れとしては、「ネット広告は大丈夫なの?」という風潮があるように感じています。しっかりとしたコンテンツを作り、それを煩わしくない方法で出していくことを実現させるプラットフォームとして、今後も多くの方に活用していただきたいと思っています。

CATEGORY:イベントレポート

DATE:2017-03-13

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