コラム

クライアントの都合次第で勤務時間が大きく変わってしまう


広告業界に従事することになれば、残業時間が多くなりがちになることは否めません。広告業界では、クライアントに合わせた仕事が必要になることが多いため、必然的に勤務時間が長くなります。

広告業界に限った話ではありませんが、クライアントの要望に応えることは重要です。いくら、自分自身にとって満足の行く広告ができたとしても、肝心のクライアントが気に入ってくれなければ、何の意味もないと言っても過言ではありません。そんな力関係にあることが、広告業界を取り巻く環境といえます。

クライアントの中でも、例えばファストフード店などのように、短期間のセールや目玉商品などの企画が短いスパンで展開されるなどのケースも少なくありません。このようなクライアントを抱える担当者にとっては、忙しい毎日と言わざるを得ません。来る日も来る日も新しい広告などの企画に頭を悩ませることになるのです。

また、クライアントの気まぐれや思いつきなどにも付き合わなければならないというもどかしさもあります。最終的な決定権を持つのはクライアントの担当者のため、広告会社にとっては、ストレスがたまることにもなるでしょう。クライアントの中には、中途半端に広告会社に意見を求めてくるケースもあります。「何かヒントを得たい」と考えるクライアントの苦労を感じることもあります。しかしながら、このような厳しい局面を乗り越えることで、お互いの信頼関係が構築されるのも事実です。

夜間のクライアントからの要望にも応えること

ヒット商品が生まれることは、クライアントにとっても嬉しいことではありますが、広告会社にとっても、この上ない喜びを感じます。年間を通しても、何度もあることではありませんが、そんな喜びを求めて毎日の仕事にひたむきに取り組んでいるのです。クライアントの中には、時間に関係なく、広告会社の担当者を呼び寄せることも少なくありません。それが例え夜間であっても、広告会社としては、極力その求めに応じなければなりません。残業時間が増えてしまったとしても、クライアントの要請であれば、応える必要があります。


ワークライフバランスや働き方改革などへの意識の高まりが度々のように話題を集めます。当然ながら、広告業界も例外なく、これらの取り組みを真摯に受け入れる必要があります。従業員の健康を守ることにもつながっていくことが期待されています。広告業界では、その多くの企業において、いわゆるサービス残業が横行していました。むしろ、定時で終わる社員の方が少ないといえるのではないでしょうか。クライアントの都合次第で勤務時間が大きく変わってしまうという社員も大勢いるのです。

「広告業界=残業時間が多い」というイメージが強いのも事実です。このような状態をなくための取り組みが始まっています。まだまだ、始まったばかりの動きではありますが、広告業界全体の目標として取り組んでいくことが求められます。広告業界に従事する人の中には、あまりの残業の多さに知らず知らずのうちに精神ストレスや心の闇などに苛まれてしまうというケースも多く報告されています。このような問題については、単なる一社員の問題として片付けてしまうことがないようにすることが大切です。

広告業界の残業時間の多さは突出している現状

広告業界で働く社員の残業時間を減らしていくためには、クライアントとの関わり方を見直す必要性もあるといえるでしょう。クライアントの意向に振り回されることがないような関係性を構築しておくことが重要です。ありとあらゆる業界の中でも、広告業界の残業時間の多さは突出しているといえます。

確かに、他の業界のように時間で区切ることができるような仕事ではありません。クライアントが求める内容の広告ができるまで最善を尽くすことになります。広告業界の目指すべき環境は、余裕を持って仕事ができるような雰囲気づくりといえるかもしれません。残業時間がゼロというわけにはいかないでしょうが、月に100時間を超えるようなことがないようにすることが求められるでしょう。実際に広告業界に就職した若手社員は、同世代の仲間と比較しても、残業時間は多い傾向にあります。仕事が終わってからのプライベートの時間も作れないという声も聞こえてきます。広告業界での勤務経験を積み重ねることで、その後の社会人としての経験に大きく役に立つということもあります。

広告業界では、クライアントに対して納期や締め切りなどが厳格に決められていることから、タイムスケジュールをしっかりと立てることが求められます。万一、納期や締め切りを守ることができないということになれば、会社の信用問題にもなりかねません。担当者一人の責任では済まされなくなります。広告業界を取り巻く環境は以前よりも格段に厳しさを増しています。適正な残業時間を守って社員の心身の健康を守りながらも、クライアントの求めに応える必要があるでしょう。そして、きっちりと結果を残すことが大事です。


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CATEGORY:コラム

DATE:2018-05-23

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